家づくりで失敗や後悔をすること

よく“失敗例 や 後悔例”を聞いてくる方がいます。
じつは 間取りは“正解例”もありません。

どこが原因なのか?じつは 間取りを作成しているときに ヒヤリングが完了していないことが原因となることが多いのです。あとは 言えなかった…とか 伝わらなかった… とか。何気にですけど 注文住宅に多く見られるパターンなのかもしれません。これが建売となるとその形に納得して購入をしているので それほど失敗例はありません。ただ やはりヘンテコな間取りって世の中にはあるんですけどね…

失敗例が多い場所を書いておきます。

外構工事

何気にこれが多いですね。自動車が入らない…車を入れても人の歩くスペース…玄関の位置が…
建築士の方ってわりと外構のことを無視して図面を書いていることが多いのです。とくに地盤の高さや配管の取り回しなど。玄関の前に浄化槽の蓋がきている家を見ますが まずやってはいけないことですよね。

水回り

設計の中で一番細かい部分かもしれません。
水栓やシンクに鏡の位置など あとは間取りの上でキッチンから極端に遠かったり。

温度差

廊下や縁側などを多用すると部屋に温度差が発生します。熱い寒いって住んでからじゃないとわからない所もあり ここは経験豊富な建築士が提案するべき所かなと思います。
温度差ってじつは家の耐久性も極端に落とします。

間隔

一番これが多いと思います。建築士は通れるから十分と思っていても お客さんにとっては狭すぎて論外という話も。図面では通れることが分かったとしても 実際できてみると…これは個人のプライベートエリアが起因しています。

4点代表作を書きましたが 結局はディスカッションがうまくいっていれば防げる話ですよね!