一次エネルギー消費量等級7と8って何?

4号特例の縮小のポイント

皆さんこんにちは!

さて、「住宅性能表示制度」が12月に改正になる中で、等級7及び8と言う、一時エネルギー約50%削減 と言う相当な性能が出てきました。
ここまでくると、家を真空断熱などの特殊な断熱材で計画が必要なのかな?と思ってしまうほど。
簡単に言うと、住まいの冷蔵庫化と言いますか。
ここで、等級7と8についてお伝えしておきますね。

HUG DESIGN では等級8についてもっと研究をしていこうと思っています。

「一次エネルギー消費量等級7」および「等級8」は、住宅の省エネルギー性能を評価する指標として、国が定める「住宅性能表示制度」に基づく等級区分の最新の上位等級です。2022年以降、2050年カーボンニュートラル実現に向けた政策強化の一環で、これらの等級が新設されました。


✅ 一次エネルギー消費量等級とは?

建物で使用される冷暖房、給湯、照明、換気などのエネルギーの合計量(=一次エネルギー)を評価し、基準と比較してどれくらい省エネになっているかを示します。


📊 等級の区分(住宅)

等級 削減率(基準比) 説明
等級5 約20%削減 ZEH基準(2020年以降の先進的基準)
等級6 約30%削減 ZEH+ 相当、省エネ性能の更なる強化
✅ 等級7 約40%削減 HEAT20 G2水準相当以上
快適性・省エネの高度両立
✅ 等級8 約50%削減 HEAT20 G3水準以上を含む先進性能
最高レベルの断熱・省エネ性能

🧊 等級7・8の特徴

特徴 内容
断熱性能 等級7で断熱等級6〜7相当が必要(外皮性能強化)
快適性 室温がより安定、冷暖房の負荷が小さい
光熱費 長期的にランニングコストが大幅に削減
補助制度 高性能住宅向けの補助金や減税の対象になりやすい
認定制度 BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)や長期優良住宅などでも評価に活用

🔍 導入の背景

  • 日本の住宅の省エネ基準が国際水準に比べて遅れている

  • 2050年カーボンニュートラル目標に向け、段階的に性能基準を引き上げる必要

  • 高断熱化により、健康・快適性も向上するため、国民生活の質の向上にも寄与


🏠 等級7・8に対応した設計・仕様(参考)

  • 高性能断熱材(付加断熱含む)

  • トリプルガラス樹脂サッシ

  • 第一種熱交換換気システム

  • 高効率エコキュート+太陽光発電

  • HEAT20 G2〜G3 相当の外皮性能(UA値:0.28〜0.23W/m²K など)

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