「ナチュラルモダンな家」の外観をおしゃれにする6つのコツ|特徴や実例も紹介

ナチュラルモダンの外観

 

マイホームの外観を作る上で、次のような要望はないでしょうか。

 

  • スタイリッシュで都会的なデザインだけど、落ち着きのある外観にしたい
  • 自然豊かな街並みに合うおしゃれな外観を採用したい

 

これらの要望にぴったりなのが「ナチュラルモダンテイスト」の外観です。

都会的なモダン住宅にナチュラルな要素を取り入れることで、柔らかな雰囲気のデザイン性の高い外観に仕上げることができます。

 

おしゃれなナチュラルモダンな外観にしたいなら、採用する色・素材だけでなく建物形状や外構までこだわることがポイントです。

そこで今回は、ナチュラルモダンな家の外観を作るコツやおしゃれな実例を紹介します。

 

おしゃれな外観のマイホームを建てたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

<コラムのポイント>

  • ナチュラルモダンの家は、周りの景観との馴染みやすさや飽きにくいシンプルなデザインが特徴です。
  • デザイン性の高いナチュラルモダンの外観に仕上げるコツを解説します。
  • おしゃれなナチュラルモダンの実例を紹介しますので、理想の外観イメージを膨らませましょう。

 

 

ナチュラルモダンとは

ナチュラルモダンの家の玄関

ナチュラルモダンとは、モダンテイストとナチュラルテイストを掛け合わせたデザインのことを指します。

 

  • モダンテイスト:都会的な洗練されたデザイン
  • ナチュラルテイスト:自然の温かみを感じるデザイン

 

つまり、ナチュラルモダンとは「洗練されたデザインの中に自然を感じるポイントを取り入れたテイスト」です。

 

ナチュラルモダンの特徴を紹介します。

 

  • どのような環境の地域にも馴染みやすい
  • 落ち着きのあるモダンテイストに仕上がる
  • シンプルなデザインなので飽きずに長く愛せる

 

モダンテイストは都会的な洗練された街並みに合い、ナチュラルテイストや自然豊かな街並みにマッチするようなデザインです。

これらが組み合わさったナチュラルモダンなら、どのような周辺環境にも馴染みます。

 

また、落ち着きのあるシンプルなデザインなので、長く暮らす住まいでも飽きがこない点も魅力です。

 

ナチュラルモダンの外観デザインをおしゃれする6つのコツ

ナチュラルモダンの外観をおしゃれに仕上げるためのコツを紹介します。

 

①建物・屋根形状は直線的なデザインを意識する

直線を意識したおしゃれな外観

建物や屋根の形状は直線的なデザインを意識することで、スタイリッシュで洗練されたモダンな外観に仕上がります。

 

直線的なデザインとは、具体的には次のような方法です。

 

  • 箱を組み合わせたような建物形状にする
  • 建物形状に凹凸を作りすぎない
  • 片流れ屋根の勾配を緩くして屋根をフラットに見せる
  • 切妻屋根の勾配を急にして斜線を強調する

 

ナチュラルさよりもモダンな雰囲気を強くしたいなら、これらの手法をより意識してみてくださいね。

 

②白・グレー・ベージュなどの柔らかな色味を選ぶ

グレーとベージュの外壁

モダンテイストにナチュラルの要素を取り入れたいなら、外壁のカラーにこだわることをおすすめします。

外壁は外観全体に占める面積が大きいため、白・グレー・ベージュなどの柔らかな色を取り入れることで、一気にナチュラルテイストに近づきます。

 

それぞれの色によって、ナチュラルモダンの外観の印象が異なります。

 

  • :明るく清潔感のあるナチュラルモダン
  • グレー:スタイリッシュさが際立つナチュラルモダン
  • ベージュ:温かみのあるナチュラルモダン

 

自分が理想とするナチュラルモダンに近い色を選びましょう。

 

ちなみに、黒やダークグレーを外壁に採用する場合、柔らかなナチュラルモダンな外観イメージから外れてしまう可能性も。

その場合は、アクセントとなる自然素材の面積を増やしたり、グレーや白などの外壁と張り分けることをおすすめします。

全体のバランスを考えながら、黒やダークグレーを取り入れるようにしてみてくださいね。

 

③色を使いすぎない

2色の外壁を使った外観

おしゃれなナチュラルモダンの外観にしたいなら、色を使いすぎないこともポイントです。

外壁は1~2色でまとめることをおすすめします。

 

色を使いすぎると外観デザインがまとまりにくくなり、モダンテイストの洗練された雰囲気とかけ離れてしまいます。

また、せっかく木などの自然素材を取り入れても、色が多すぎると外観のアクセントになりません。

 

外壁だけでなく、次のような箇所も色の統一を意識しましょう。

 

  • 屋根
  • 玄関ドア
  • サッシ枠
  • 玄関タイル
  • 軒天
  • 樋・破風などの細かな外装材

 

これらの外装材をアクセントにする場合は、あえて色を変えても良いですが、外壁材を引き立てるような相性の良い色味を選ぶことが大切です。

部材単体のデザイン・色を見るのではなく、全体のカラーバランスを考えて外観を仕上げてくださいね。

 

④木や石などの自然素材を取り入れる

自然素材の木製外壁

デザイン性の高いナチュラルモダンにするなら、木や石などの自然素材を取り入れましょう。

天然木や石を使うことで、上質な色合いや素材感たっぷりの外観に仕上がります。

 

メンテナンス性や費用などの兼ね合いで外観に自然素材を取り入れられない場合は、外構に自然素材を使うこともおすすめです。

植栽や石張りのアプローチなどを採用することで、ナチュラルな印象を与えることができます。

 

⑤生活感を感じさせない工夫をする

格子

ナチュラルモダンな外観のデザイン性を高めたいなら、生活感を感じさせない工夫をしましょう。

具体的には次のような方法があります。

 

  • 洗濯物の干し場は見えない場所に作る
  • エアコンの室外機や給湯器などの機械を隠す
  • おしゃれな外水栓や物置を採用する

 

上の画像は、木目の格子でエコキュートなどの設備を隠しています。

すべての面を対策することは不可能なので、道路からよく見える建物の正面は生活感隠すことを意識してみてくださいね。

 

⑥外構もナチュラルモダンを意識したデザインに

ナチュラルカラーのツートン門柱

おしゃれなナチュラルモダンの外観にしたいなら、建物だけでなく外構にもこだわりましょう。

建物の色や素材と統一して外構をコーディネートすることで、外観全体のデザイン性が高まります。

 

  • 植栽
  • 石目調タイルの門柱
  • 木製のフェンス
  • ウッドデッキ
  • 石張りのアプローチ

 

これらのアイテムを取り入れて、ワンランク上のナチュラルモダンな外観に仕上げましょう。

 

●POINT

ハグデザインでは、建物に合わせた外構のご提案も行っています。
ナチュラルモダンな外観のトータルコーディネートをしたいなら、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

▶エクステリア設計について詳しく見る

 

【3選】ナチュラルモダンのおしゃれな家の外観実例

ナチュラルモダンの外観を採用したおしゃれな家の実例を紹介します。

 

①グレージュのナチュラルモダンな平屋

ナチュラルモダンな平屋

▷施工事例|te'co

 

ベージュとグレーを混ぜた色味の「グレージュ」を採用した平屋です。

寒色系のグレーが少し入ることで、スタイリッシュな印象を与えることができます。

 

真四角の建物形状に切妻屋根というシンプルなデザインに仕上げました。

建物の一部を凹ませることで、視覚的にアクセントを作り、日差しを遮る庇の代わりにもなっています。

 

アクセントには木目の格子を採用し、ポスト・窓枠・樋などの細かな箇所はホワイトで統一した点もポイントです。

植栽の代わりに鉢植えを置き、玄関周りには石をあしらって自然素材を取り入れています。

 

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tecoのモデルハウス

 

②大きな屋根が特徴のナチュラルモダンな外観

大屋根のナチュラルモダンな外観

 

木をふんだんに使ったナチュラルモダンな建物。

メインの外壁はホワイト×ベージュで明るい雰囲気に、窓枠やドア枠はダークブラウンを選んでアクセントにしています。

 

建物全体に大きな屋根を掛けたため、平屋にも見えるような外観ですが、一部分だけ二階があるような間取りです。

玄関やバルコニー周りは木製格子を採用して、デザインのアクセントだけでなく目隠しもできるようにしました。

 

木をふんだんに使った外観

建物の南面は木をふんだんに使い、温かみのあるナチュラルなデザインに。

軒天やサッシの枠など、細かな点まで木を取り入れています。

一方で、軒天までの高さのハイサッシを取り入れてガラス面積を増やし、スタイリッシュなモダンテイストの要素も取り入れています。

 

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南千木の家のモデルハウス

 

③シンプル×ナチュラルなモダン住宅

ミニマルでマキシマルな住み心地

▷施工事例|1LDK、吹抜とロフトのある家

 

シンプルなモダン住宅に、ナチュラルな要素を散りばめた外観です。

 

建物と屋根形状は直線を意識して、箱が重なるようなデザインに。

ポストや樋などもホワイトを選び、外壁に馴染ませました。

 

ナチュラルな要素は、玄関ドア植栽で取り入れています。

シンプルなデザインの玄関ドアを選ぶことで、木目の素材感が際立ちます。

 

ミニマルでマキシマルな住み心地

ワンランク上のナチュラルモダンの外観にしたいなら、ライティングにもこだわりを。

玄関周りだけでなく、植栽もライトアップすることで雰囲気のある外観に仕上がります。

 

窓からは木目の天井が見えるようにすることで、内装との調和も取れるようにしました。

夜間は窓から室内が見えやすいため、カーテンを付けない場合は外からの目線も意識してみてくださいね。

 

●POINT

他にもさまざまな施工事例をご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

▶ハグデザインの施工事例を見る

 

ナチュラルモダンの施工実績が多い住宅会社に依頼することが大切

ナチュラルモダンな外観

デザイン性にこだわったナチュラルモダンの外観に仕上げたいなら、住宅会社選びが大切です。

ナチュラルモダンの家の施工実績が多い会社を選ぶべき理由を4つ紹介します。

 

①設計士の経験を活かして質の高い提案をしてくれる

ナチュラルモダンな家を多く提案している経験豊富な設計士なら、質の高い外観を提案してくれる可能性が高いです。

イメージの共有などもしやすく、より理想に近い外観を作り込んでいくことができます。

 

また、今までの経験を活かして採用する素材のメリット・デメリットや、実際に施工したときの見え方なども説明してもらえるでしょう。

 

②豊富な施工事例を参考にできる

ナチュラルモダンの家を多く施工している住宅会社なら、事例が豊富にあります。

たくさんの写真や現場を見ることで「このような外観にしたい!」というような、理想的なデザインが見つかる可能性が高いです。

 

ナチュラルモダンの外観にしたいが具体的なイメージが浮かんでいないなら、施工事例が多い会社を選んでみてくださいね。

 

▶ハグデザインのイベント・見学会情報はこちら

イベント・見学会

 

③ナチュラルモダンに合う素材を多く扱っている

ナチュラルモダンの外観を扱うことが多い住宅会社なら、テイストに合うような外壁材や自然素材を扱っている可能性が高いです。

さまざまな選択肢の中から、好みに合う素材を選ぶことができるでしょう。

 

また、扱う量が多い外装材なら、仕入れ値も抑えられるケースも少なくありません。

費用面でもメリットがある可能性が高いため、自分が使いたい素材が普段から採用されているのか確認してみましょう。

 

④メンテナンスや経年変化の説明に説得感がある

外装材を選ぶ上で気になることの1つに、メンテナンスの必要性や頻度があるのではないでしょうか。

また、自然素材を使う場合は具体的なお手入れの内容や経年変化も知りたい方も多いはずです。

 

ナチュラルモダンに合う外装材や自然素材を多く扱う住宅会社なら、年数が経った後の外観も点検等でチェックしています。

そのため、メンテナンスが必要なタイミングや適切なお手入れの内容を熟知しています。

 

建てるときのメリット・デメリットだけでなく、長い間住むことを考えながら提案してくれる住宅会社を選びましょう。

 

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家づくりのご相談

 

まとめ

ナチュラルモダンな外観は、洗練された都会的さと自然を感じる落ち着きを感じられる魅力的なデザインです。

直線的なデザインの中に自然素材や柔らかな色を取り入れることで、おしゃれなナチュラルモダンに外観に仕上がります。

 

外観のデザイン性を高めたいなら、ナチュラルモダンな外観を多く施工している設計力のある住宅会社にお願いすることが大切です。

施工事例を見たり見学会に参加したりしながら、理想の外観を設計してくれる住宅会社を探しましょう。

 

ハグデザインでは10年後、20年後、30年後‥と、それぞれの節目に「この家にしてよかったな」と思ってもらえるような家づくりをしております。

自然素材を使ったモダン住宅を得意としておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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