埼玉県本庄市新築注文住宅｜光と余白が、家族の時間をかたちづくる住まい

やわらかな自然光と素材の温かみを丁寧に受け止める、HUG design らしい“余白のある暮らし”をテーマに設計しました。
大きな開口部から降り注ぐ光は季節や時間とともに表情を変え、ダイニングテーブルや無垢の床に美しい陰影を落とします。室内外が自然につながる心地よさが、毎日の生活に穏やかなリズムをもたらします。

キッチンは家の中心としてデザインし、木の質感と落ち着いた色調がリビング・ダイニングとやわらかく調和。昼は開放的な明るさ、夜は照明の陰影が包み込むような温かさを演出し、家族が自然に集まる場所となっています。

さらに特徴的なのは、ご主人がテレワークで使う専用スタジオスペース。
音響に配慮した設えと落ち着いた色調でまとめ、仕事に集中する時間と、音楽を楽しむ時間の両方を受け止める“パーソナルな居場所”として計画しました。
家の中でありながら、ひとつの“世界”として成立するこの空間は、暮らしの質を大きく支えています。

洗面スペースには優しいイエローをアクセントに加え、朝の光を受ける気持ちの良い身支度空間に。
外観はシンプルな白いボリュームと大屋根の水平ラインが特徴で、周囲の風景に寄り添いながら室内に光を導くようデザインされています。

家族がくつろぎ、語らい、好きなことに没頭する。
そんな何気ない日常が豊かに積み重なっていく、“ちょうどいい余白”を持つ住まいです。